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道展とは
 明治末から大正にかけての北海道の美術の黎明期に、各地に美術を志す青年達の活動が生まれ、北海道における大きな美術団体結成の気運が高まった。
 大正14年秋、「北海道における美術の向上と普及をはかる」を目的とした北海道美術協会が日本画6名、洋画25名計31名の創立会員のもとに結成された。そして同年10月、札幌市中島公園の農業館を会場にして北海道初の美術公募展となる第1回展が開催された。以後、会は北海道美術活動の中心となって順調に発展を続け、多くの美術家を輩出し、愛好者を広め、北海道の美術文化の向上に貢献した。
 戦後の混乱期は様々な困難に遭遇したが、改組・再建に着手し、本展のみならず全道各市町村への移動展や、新人展を始めとする多くの企画事業を行い活性化に努めた。以後内容に充実と時代に沿った機構の改革を重ね、地域に根ざした東京以北最大の美術公募団体として発展するに至った。
 現在(2009年)、日本画、洋画、水彩、版画、彫刻、工芸の6部門を擁し、会員・会友330余名と一般入選者を含めた500余点の作品からなる展覧会は、道民から「道展」として親しまれ、新人の登竜門として、また、美術愛好家の鑑賞の場として美術の秋を彩っている。